プロフィール

屋久杉慈愛ライアー祈響話家
ちば　さちえ

専門：メンタルヘルス・発達心理

 

七転び八起きの人生を、あなたと分かち合うために

これまでに転職9回、うつ5回、生死の境をさまよう3回経験。何度も立ち上がり、

今は「音と祈りと対話」を通じて、繊細な心に深く響く癒やしを届ける活動をしています。

繊細すぎて､生きづらかった子ども時代

五感が鋭く、身体も弱かった私は、アルコール依存の家庭環境の中で育ちました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　家庭内の不安定さや人の感情を敏感に察知しながら、自分の存在に実感が持てずに育ちました。

中学ではいじめが激化し、自殺未遂も経験。でも、「このままでは終わりたくない」と奮起して受験勉強に励み、偏差値を20上げて希望の高校に進学。初めて「自分の力で未来を変えた」という手応えを感じました。

社会に出ても繰り返される「うつ」と違和感

新卒で入社した証券会社で営業職として6年間勤務。でも心の中にはずっと、違和感があり、うつを繰り返す日々。そんな時、同い年の従兄弟2人の急逝や信頼するお客様を相次いで亡くし、「このままでいいのか？」と問いが芽生えました。

そして、心理の道を志し再び大学へ。当初は臨床心理士を目指しましたが、ゼミに落ち、挫折も経験。その時出会ったのが精神保健福祉士という資格でした。

精神保健福祉士という天職、でも続けられなかった理由

福祉の現場での相談支援は、「私の天職かもしれない」と思えるほど、　　　　　　　　　　　　　　　　　　やりがいのある仕事でした。

私がこの仕事に見ていたのは「単なる制度的な支援」ではありませんでした。

心だけでなく、身体の状態、日々の生活、人との関係――

つまり、その人の全人格に寄り添いながら、本来の力を取り戻していくこと。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その変化に深く関わることこそが、私の本当の願いだったのです。

しかし現実には、慢性的な人手不足により、本来注ぎたい人への関わりが分断され、　　　　　　　　　　　　　　　　　どれだけ真剣に向き合っても、評価されるどころか、軽視されたり、不当な扱いを受けることもありました。

――実は、こうした経験は、私の人生を通して何度も繰り返されてきたものです。

真剣であるほど傷つき、真面目さがかえって疎まれるような場面に何度も直面してきました。

それでも私は、誰かの魂に深く触れること、人が本来の姿を取り戻す瞬間に立ち会うことを諦められなかったのです。その想いだけを灯し続けながら、祈るような気持ちで、もう一度社会の中へ踏み出すことを決めました。

もう一度､社会の中へ。自分の力で歩き出す

その後、障害者雇用で事務職として再就職。再び働けた喜びとともに、

「社会保険労務士（社労士）」の資格も取得しました。

※現在は有資格者として活動。信頼と専門性の証として記載しています。

再就職先では、うつから復職した同僚と本気で関わり、私自身の経験と専門知識を活かして、再発予防・感情調整・行動支援まで一貫した独自のメソッドを開発。

これが「幸恵メソッド」の誕生です。

HSPー繊細さがすべてをつなげた

自分自身が「HSP（Highly Sensitive Person）」だと気づいたとき、これまでの“生きづらさ”のすべてが腑に落ちました。

HSPとは：人一倍感受性が強く、音・匂い・人間関係などに　　　　　　　　　　　　　　　　　　影響を受けやすい気質を持つ人。

繊細であることは決して“弱さ”ではなく、

本来の自分のままで世界を感じるための力だと、ようやく思えたのです。

今は、そんなHSPや繊細さんたちが

自分の特性を責めずに「そのまま」で生きられるよう、

感情ケアや環境調整、そして「音」の力を通じて支援を続けています。

屋久杉慈愛ライアー　ー魂の再起動のために