制作過程

オリジナル屋久杉ライアーと生きる覚悟を問われる

こんにちは。

ライアー制作のために現場におもむく日が

近づいて楽しみが増し準備が着々と

進んでいる千葉です。

 

26日から水星逆行が始まるので、

いろんな想定事項エラーや

連絡ミスなども起きやすくなってくるので

念のため早めに連絡をとったのですが、

 

 

思いのほか板ちゃんが重く、

腰を痛めてしまったとのことが判明。

(水星逆行前に起きていた)

 

当初は、私が行くまでに穴を

あけておいてくださる予定でしたが、

2人がかりでないと穴をあけるのが難しそうと。

 

それなら、「余裕をもった日程を

くんでいるので私も穴開けやるよ」と

なりました。たぶん板ちゃんと宇宙から見たら

それは当然の流れだったのかもしれません。

 

 

というのも、

フルオーダーで外形を削ったり

中を掘ってもらって弦やブリッジを

つけてもらうとどんなに早くても

25年4月だし、かなり大型だから

先生一人だと

「日常生活するのに

腕が使えなくなってしまう」から、

私が出来るところはやってほしいと

いうことで順当に行けば12月中にお誕生と

なりそうだったのですけれど。

 

9月に部品や弦をオーダーしたら、

いつ届くかわからないとなって、

とりあえず12月は外形と中身をほって

部品が来たらすぐに出来るところまで進めることに

なっているのでした。

 

 

バッグも特注なので、

物を見ないことには難しいこともあり

1次制作していただき2個目に正式な長く使うバッグを

作って頂く運びになり全部整うまでに、

私の要望を明確にすること、

いろんな方々のお知恵や技術を借りて、

一つの物を創りあげることになっていて、

超周りを巻き込んでるなあと思った。

 

 

これはいい意味で、

夢と情熱希望に巻き込んでいて、

生きる喜びや心強さ安心感に

つながっていけばいいなあと思うの。

 

 

 

覚悟は何かというと、

昔クラシックギターをやってたんだけど、

好きで始めたけれど、手とギターがあわなくて

ストレスだったのね。

 

指が短いのと市販の物はネックが太くて

今度細いのを選ぶと弦は押さえられるけど

手首と肩に力が入りすぎると。

 

あとは目標にしていた、

禁じられた遊びとアルハンブラ宮殿の思い出を

弾けるようになったこともあり、続けたい気が

なくなってしまったのだった。

 

いつも「熱しやすく冷めやすい」と言われて

(5年位はやってたけど)

今度もそうだったら嫌だなって思ったのと、

「思ってたのと違う」となるのは怖かったけれど、

そうじゃなくて、それすらそんな思いも言い訳も

出来ないくらいに関わるように采配されてるみたい。

 

 

入れたい音を決めるところから始まり

その音の配置なども研究し、

既に生まれている物では自分のものではなく

1から創ってもらうって並大抵のことではなくて、

そこに(準備の段階で)熱意や時間をかけられる物は

本当に欲しいものやりたいことでなければ、

続かないということは今までの経験上

わかっているから、試されたなあとも思う。

 

試されたといっても、

嫌な感じではなくて今回のライアーは、

サラリと前に現れてシンプルに答えが出るような

流れがある感じがする。

 

 

何かを生み出す

0の所から自分とピッタリの

自分の物を創っていけるのって私には

最高のチャレンジとギフトだとつくづく思う。

 

 

ここまでしたものを、

飽き足りやめるなんて過去の私でも

あり得ないから。

 

つまり、納得して携わってるから

後悔もないわけ。

今までは、どっかしら出来ない理由があって

(探して 現実もそうだったけれど)

仕事してる 予算がないなど だったけれど

 

やっと昨年くらいからかけてきた時間やお金が

つながるというか机上の空論ではなく、

かみあうようになってきたなあと。

 

どこに向かうべきなのか、

何をするのか

純粋に情熱を傾け夢中になれるもの。

 

目を輝かせて、笑顔でいる。

それだけでも充分なんだけど、

屋久杉オリジナルライアー1台目は、

待ち望まれて生まれてくる子なんだなあと。

 

話を聞いていると、

「千葉さんが現地に行って、

相当手をかけて創る感じするけれど」と

言われていたのだけれど、自分が覚悟を持って

目的に向かってまっしぐらになったら

事が動いてきたのでやっぱそうなんだねって。

 

 

木楽木工房でも、

「初めて作るのに型紙もなく、

よく自分が作りたいサイズの板を

引き当てた(選んだ)から大した物だ」と

おしゃってくださり、「私やるじゃん!」と

自信持てたのですよね(*^_^*)。

 

 

けっしてお世辞を言う方々ではないので。

そういうことで、制作が始まったら、

少しずつ日々の進捗を写真でアップしてきますね。

 

お楽しみに。

幸恵