制作過程

サーフボードペンと2個の現る

こんばんは。

今日はお天気よく風なく

歩きやすかったこちら。

お元気ですか。

 

明日からは相当暖かくなるみたい。

寒暖差激しいから自分の体感に

合った格好をしていこうね。

 

(繊細な私たちは、他人の目ではなく

0.5度の誤差を感じるのだから、

自分の体感にあった脱ぎ着できる服装

下着を含めて大事だよ)

 

 

暑ければ脱ぐ。

寒くてどうにもならないよりは、

脱げるようにしとくのがよいと思ってるよ。

経験上ね。

 

 

 

さて、と写真は

いただいたボールペン。

素敵でしょう。

 

生まれ変わる前は

サーフボードだったんですって!

角度で全然趣が違うでしょう。

 

ふっくらした感じと全体が木のボディ。

手になじむのですよぉ。

カラフルなんだけれども、目に優しい。

 

木の良さが存分に活きてますよね。

毎日ダイアリーをつけたり、

ジャーナリングするときの愛用のペンが

仲間入りしました(*^_^*)。

 

 

30年の秘蔵っ子 現る1

木楽木工房さん。

私の大好きな場所です。

木が好きな方には特に、

たまらない場所なんです。

 

そうじゃなくても、素敵な場所なんですよ。

木の魅力を

5感で存分に味わえる。

素敵なポイントはもっともっとあるけれど、

一言では伝えきれず。

 

 

来てみればわかると言ったら、

説明にはなんないか。

1度はおいでってなんかのCMにあったかな(^^)

でも、そんな言葉がピッタリ。

 

 

 

それで、

私も見せていただいたのですが、

30年秘蔵されていた板を見せてくださったのです。

 

赤クス。

遠くから見ても素敵な木目。

もうベタベタ触りまくってました(笑)

 

今私が屋久杉でライアー作ってますが、

あまりに私が「ライアー」って言う物で、

スイッチが入った方がおられまして、

そのためにお出しになったとのこと。

 

 

工房によく来られる方は、

目が高く目も利くので、

「それっ!(欲しい)

いくら?」となる感じで、

 

でも、

値段もサイズも書いてないので、

他の子と違ってよっぽど見込まれた方でないと

売らない板なんですよね。

 

 

そういう子が30年経って外に出てきた。

なんか感じる物がありました。

(満を持して登場ってこのことよ)

 

 

 

 

5人がかりで見つかったもの

これも板の話ですけれど、

昨年5月に1回目にしていて、

気になっていた子がいるんですよ。

 

今1台目の屋久杉ライアーを作ってるのですが、

その子と

どっちにしようかなあって迷った子。

 

 

在庫一覧に載っている場所には、

初回に行った時もなくて、確か

「この辺にありました」と表に

出ていたのだけれど、それ以外は

もと合った場所にはなかったのね。

 

でもずっと気になっていて、

11月に思い切ってその話をしたら、

「売れてないはずだけど」って探してくれたけれど

見つからなかったの。

 

 

あーそういえば、

こういう板あったね。

自分でも忘れてた。

そう、この入り口にあったんだよ」と。

 

ただ私は、

「入り口で見たんじゃないです」って

その時も言ったのだけれど、見つからず。

 

 

3~4回行く度に探したけれど、

全然見つからなかったのですよ。

なのですが…

 

今日見つかったのですよ~っ!

それも私と社長が探してもわからず、

他に3人で探してくださって、

現われたのです。

 

 

実際に見てみないとというのがあり、

大きさ的にも値段的にも形的にも

「これ、表に出てたら買いやすい」

すんごくきれいなんです。

 

私の視点は目下の所、

楽器 ライアーにする。

なのでヒビ 虫食い、大きな穴

幅なども必要。

 

 

そういう意味でも申し分なく、

それがクリアできてこの値段は、

工房の中でも極小なのです。

 

だからね、見つけて

クレーンでお店のはじに置き位置を

変えてジックリ眺めたのだけれど、

「あそこに置いてあったら絶対に

人の目に入って買うだろうなあ」ってのは

ヒシヒシと思うわけですよ。

 

 

今いろんなサイトの広告が入るんですけど、

私は見ている物が木材とか見てるから、

1枚板の家具屋さんとかの写真があがってくるの。

(見ているニュースや買い物の傾向にあわせて

表示される広告などが違うのご存じですか?)

 

それを見てるのと、

工房でこのサイズのこれくらいの木で

どんな状態だといくらの差を知ってるから、

より目が離せなくなって。

 

 

お仕事のお話で、1人になる時間もあったから

出てきてくれた木と触れながら、

全体とお話をしてたんだ。

 

出てきちゃったからね

これに尽きるなって。

 

だって、

探してたのに出てこなくて、

赤楠ではないけれど、

1台目の子がいつ出来上がるか

ちょっと不透明な感じになっていて、

 

 

2台目を考えざるを得ない状況に

なった上で出てきて、

「待ってた」感と隠れてた感

(見つからないようにしてた感)あり。

 

宇宙の采配に参りました。

 

そう思ったのには、

帰りにもう一つエピソードがあるの。

別のお客様が選んだ板に

アクシデントがあったのですって。

(詳細は大いに省きますが)

それでキャンセルに。

 

 

お客様にご連絡を差し上げた話になって、

私がそれを聞いて率直に感じた事を

出したんですよね。

「その方の所に行きたい子が

まだ他に工房にいるんだね」と

 

 

「それだ!」って。

最初の子は別の形になって、

別のご縁がある。

 

木がなりたい形、

なりたいものがある。

それはライアーを作り始めて、

頭ではなく自分と木と対話しながら、

 

対話してもわからない、

木目に添ってこうだろうと思っても

刃物が全然違う方に向かっていって、

目が丸くなるなんて何度も何度もあった。

 

 

それと同じだなあって、

思ったからね。

 

これも、

人知を超えて

本当に出会うべく物が出会う。

呼び合う例じゃないかなって

思ったよ。

 

 

ライアーが生まれる順番も、

もしかするとそうなのかもしれないね。

幸恵