こんばんは。
とうとう丸1日制作できる日は、
本日最後を迎えたライアー制作。
私は元気ですが皆さんお元気ですか。
さて、今日も手短に。
明日は帰るので荷物はまとめ終えたけど、
制作時に使っていた手袋の親指滑り止めが
破れているのを本日発見!!
いかにハンマーワークが力かかるか
目の当たりにした感じ。
少しクッションがある厚めの手袋でよかった。
薄手だったら、今以上に日々の衝撃が
強かったわけだからね。
私は丸きり知らないで行ったから、
1枚の板からラフにするまでがこんなに
大変だなんて…だったけれど、
はるちゃんの協力のもと、
なんとかラフ作りは終わったかなあ位に
形が見えてきた今回の日々でした。
午後ピンの重さを量ってくれて、
板に乗せて持ってみたら、
「っ!ズシン」って重みが増して、
たかが420gと思うかもしれないけれど
「持てるようになったね、重いけど」
それが2人の顔が微妙に曇ることになった。
1昨日もうちょっと軽くするには…
削るか外形カットか ふーむ
をカットするなら今からしないと と
オリジナル制作では初。
3回目のカットとなりました。
このカットのおかげでピン分
420グラム軽くなって「ホッ!」
両面の角取りを再度して、明日
荷物を送る準備などをして終了。
やっている内に、最初に入れようと思っていた
蓮の花は今回のライアーからは削って、
エネルギーとして残したい物を2つに絞って
入れておくことになりました。
今日特に嬉しかったのは、
なんで私の屋久杉ライアーオーダー制作
受けてくださったのかの話の時に、
「情熱的だし、
自分で彫ると言ってるから」と。
情熱とやりたいと言ってること
自分が欲しいものが明確になっていること
(日本材の低音が入った屋久杉ライアー)
これって超大事だったと。
自分が本当に欲しいものを
今までは選んでこなかったし、
結局は手放したし後悔したけれど、
もうそれはしないようにすると決めて、
自分一人で決めず、
木とも自分とも講師とも対話して、
過去も今も未来もつなげての対話で
答えを出していった感じ。
コミニケーションで絆が深まる。
そんな濃ゆい体験が凝縮して形になった
そんな今日だったんだ。
次回はナイフでメリハリをつけて
ニスを塗って、
弦とブリッジが来ていて完成になると
いいのだけれど。
今日はこんな感じです。
おやすみなさい。
幸恵